2021年2月24日 #52「我慢はやめて。〔2の人〕へ」

東京は急に春が来たようで。あちこちでかわいい梅は咲いています。梅が咲くとワクワクしますよね。皆さんお住まいの地域はいかがですか?まだ寒いですか?

今週は〔2の人〕について書こうと思います。〔2の人〕には、なかなか会えないんですよ。
鍵の数〔2の人〕は生年月日を全部足して20になった人だけです。ですから足すと20を超えてしまう1981年~1999年生まれの人の中には〔2の人〕はいません。ざっくり言うと、現在、40歳~22歳の人の中に〔2の人〕はいないということですね。(たぶん、きっとww)
魂の数〔2の人〕は2日生まれ、20日生まれの方だけです。鍵の数も魂の数も〔2の人〕は少ないと言って良いでしょう。

あちこちで書いているんですが、私の母は〔2の人〕です。従兄弟にも〔2の人〕がいるし、友人にもわりと〔2の人〕がいます。私は〔2の人〕に恵まれている人生みたいです。〔2の人〕は優しい人、穏やかな人、他人を優先してくれる人という意味なので、私の周りには優しい人がたくさんいるんだな~と幸せになります。

今日はここからすごく個人的な話をしようと思います。
私の母は〔2の人〕だと書きました。〔2の人〕は上記の他に我慢するという特徴があります。我慢するのは「奥ゆかしいから」という以外に「怖いから」という理由もあります。「何か言って反論されたらどうしよう、怒られたらどうしよう」というような慎重さです。他にも「私が我慢しておけば〇〇さんが助かる」のような利他的な発想もあるはずです。

母は10数年前に亡くなったんですが、その後に全然知らない人たちが「生前すごくお世話になったんです」と何人も訪ねてくれました。娘の私が知らない母の親切エピソードをたびたび知ることになりました。これは良い話。

実は今でもまだ考えていることがあります。「母の人生って損ばかりだったんじゃないか?」私が知っているのは彼女の母の部分です。他にもいろいろな面があったとは思いますが、家では父のために相当な苦労をしていたように見えました。私も親の言うことを聞かないで勝手なことばかりしていたし、家は小さな会社をやっていてお金の苦労もありました。また母は体が弱くて、今でいう自律神経失調症を若い頃から患っていたそうです。よく昼間、母が寝ていた姿を思い出します。昼寝のようなのんびりした感じではなくて伏せっていたような印象です。いつも眉間にしわが寄っているような寝顔でした。でも母の若い頃の写真を見ると、おしゃれではつらつとしていて胸を張って生きているような姿でした。なのに私が覚えている母の印象はあまりにも弱々しく、太った体で縮こまっているような感じがしました。

私は母のガンが発覚する前からよく母に対して「逃げちゃえ、なんとかなるからこの家を出ちゃいなよ」などと言ったものです。今になって考えると、逃げたあとの母の経済的、精神的な面のケアについては全然考えていなかったな〜と思います。なんて愚かなんでしょう。自分。

グダグダ書きましたが、何を書きたいのかと言うと、〔2の人〕を一番近くで見てきた娘は母にこう言いたい。「我慢はやめて」それで例えば何かが壊れるとか、誰かが傷つくとかするかもしれませんが、それでも一番身近で一番の味方である人間から言わせてもらうと「1人で抱え込まないで。せめて身近な人には本当のことを言って」これに尽きます。

〔2の人〕の中にはあまり我慢をしない人も、我慢をしなくて良い環境にいる人もいるでしょう。それでも〔2の人〕は愛される人です。あなたを愛する人があなたの心配をしているのかもしれないと気づいてください。たまには「止めた!バカバカしい!」って投げ出したり、お膳ひっくり返したりして発散してみるとか。意外にも喜ばれるかもしれませんよ。(少なくとも私は母にそうして欲しかったです。)

〔2の人〕大好きだよ~♡体に気をつけてね〜♡
ではまた来週!

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