2021年2月3日 #49「言い切ることは怖いこと?」

こんにちは。
新型コロナの感染者がどんどん減っていっています。良かったな~と思いつつ、緊急事態宣言が延長されるようで。まだまだ予断は許しませんね。みなさんもご自愛くださいね。

実は今日はですね。占いに行ってきました。特別な先生のところに行ったわけじゃありません。ちょっとついでがあって横浜中華街に行ってみたんです。中華街には占いのお店がすごくたくさんあって、あっちこっちに看板が出ています。私、旅行や出張に行った時にはなるべく占いに行くようにしているんですね。先生方がどういう言葉遣いをされているのか、どんな切り口で語られるのか、どの辺を大切にしているのか。同業者としては欲しい情報ですし、何より占いをしてもらうのって楽しいですもんね。今回もふらっと入ってみました。手相を観てもらいましたよ。お店の人にこの先生でどうぞと紹介されたのは45歳くらいのイケメン先生でした。

手相っていいですね。何も聞かなくても話ができます。どんどんあなたはこういう人で、こんな特徴がありますねっていう話を淡々とされていましたが。実際、今日の先生は上手かったですね~!すごく当たってたと思いますし的確でした!私もプロの端くれですが、あの10分という時間制限の中であれほどの情報量を入れることができるのは相当のお方とお見受けいたしました。感服です!

橙花式のスクールでは「鑑定をする時は自分を守ってはいけません。怖くてもハッキリと言い切って下さい。」といつもお教えしています。はっきりとあなたはこうですって言い切るのは、実はとても怖い事なんです。

「あなたは人と話す仕事が向いています。」と言い切った時に「私は人と話すのが苦手で、できれば他人に会いたくありませんが。」と返されたらどうしましょう。ね?怖いでしょ?

言い切るのが不安な人はハッキリとした物言いができなくなったり、相手にまず話させようとします。探って、相手から情報を引き出して、それに同調するように話を展開させます。話し上手な人はみなそうしているはずです。でも話し上手と鑑定家は違いますものね。お金をいただいているんですもの。毎回毎回が勝負のようです。私が占いに行ってガッカリする時は占いしてくださった先生が勝負してくださらなかった時です。耳あたりのよい言葉だけを聞かされたような時、それもふわっとした言葉の羅列のような時はガッカリします。

今日は占いをしてもらってとても良かったと思います。プロの仕事を見せてもらいました。また頑張ろう!と思いました。よーし明日もしっかり頑張ろう!
ではまた来週!

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