2022年10月19日 #138「10/21出版記念企画〜『自分を知る本 SEX・恋愛・婚活編』の打ち明けばなし〜その3」

③〜気軽に性を語ってくれたらいいな

こんにちは!みなさん お元気ですか?
2022年10月の3週目!今回も『自分を知る本 SEX・恋愛・婚活編』について!

実は今、私の手元に『自分を知る本 SEX・恋愛・婚活編』があります。表紙も可愛いし、内側の色もキャッチーで可愛い。こんな筆箱や手帳があったら買うよね〜〜などと編集の飛田さんと話をしました。デザインがすごく良いんです。可愛いくて美しい。

本来、性ってそんなものだと思うんですよね。可愛いくて 美しい。
恋愛をしている最中は好きな人が世界で一番ステキだと思います。(別れると目が覚めますけどね。笑)誰もが自分の好きな人を狙っていると思ってしまいます。嫉妬しちゃうってことですね。自分の恋人は可愛いくて美しい。そして恋をしている自分も物語の主人公です。自尊感情が芽生えますよね。愛すること、愛されていることはすごい力なんだと思います。

ところで!
例えば小学生5年生。お母さんに「好きな人がいるの」って言ったら微笑んでくれると思うんですけどね。「彼氏がいるの」って言ったとしたら鬼の形相になったりするんじゃないかな〜と思うんです。彼氏(彼女)=不健全性的行為って想像するのでしょうね。

では中学生は?高校生だったら? 大人は子供から「性」を切り離そうとしているように見えます。「性」も「死」も子供から切り離して育てようとしますよね。鑑定ではそうやって「性」から切り離されて成長されたお嬢さん達によくお会いします。言葉にしてくださる方もいらっしゃいますが、そうでない方でもよくよくお話を聞いていると

「もういい歳だし 結婚しなくっちゃって思うんです。でも貞操観念がすごく強くて。どうしても恋人が作れません。」
というお悩みなのだとわかります。けっこう多いんですよ。そういう「結婚しなくてはイケナイ」と思っている 素直で真面目な人に親はこんな言葉をかけるんですね。
「あなた、いい人いないの?そろそろ孫の顔が見たいわ。」

親が急に「セックスしなさい」って言うのです。素直に真面目に親に尽くしてきた人にとってはとても辛いセリフに聞こえるはずです。「勉強しなさい・頑張りなさい・交際なんかまだ早い・キスなんていやらしい・仕事を決めなさい・真面目に働きなさい」もちろん子を思って出た親の言葉です。

でも そうやって「性」から切り離されて育てられたお子さんが突然「セックスしないの?」と聞かれる瞬間を想像して欲しいとも思います。性欲=いやらしい=いけないこと と完璧に刷り込まれている人もいるのです。結婚しているのに同じ感覚をお持ちの方もおられます。セックスにどうしても嫌悪感がある方です。聞いていてすごく切ない気持ちになります。

私たちは、親の性行為をへて生まれてきました。悪いことでも恥ずかしいことでもありません。とってもありがたいことです。(今では日本人の14人に1人は体外受精で生まれていますが。)「ありがとう!おかげでこうやって私は生まれてきました!今 こんな幸せを感じられるのも、お母さんとお父さんが仲良くしてくれたおかげだわ!」

そんな話を、誕生日祝いのケーキを食べながら語れるような家庭だったらステキだなと思います。秘密にすべきことじゃないし、とても素晴らしいことだけど、もうちょっと大きくなったら楽しんでね。そんな希望のある話としてセックスがあったらいいなと思って書きました。

『自分を知る本 SEX・恋愛・婚活編』10月21日(金)発売です。ご期待くださいね。

ではまた来週!

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