2022年3月30日 #109「大切にされている人たちと出会ってからの私」

こんにちは!
新宿ではとうとう桜が咲きました。やっと春だ〜!
みなさんの町はいかがですか?もう春ですか?まだまだ寒いでしょうか?

月の5週目は「橙花が考えていること」について書いています。

もう何年も前なんですが、知的障害のある人たちと音楽を楽しむ会に参加したことがあります。一緒に楽器を鳴らしたり、踊ったりしました。参加しているのは大人で知的障害のある方・自閉症の方でした。私のようにフラッと行った人間も気軽に参加させてくれました。

そこには「電車の中で遭遇すると怖かった人達」がいました。大きな声で独り言を言っている人や車両の中を歩き回っている人とか。本人は怖がらせようなんて全然思ってないけれど、目立つ行動・予測できない突然の動作に人は恐怖を感じてしまいます。私も電車の中で小さくなり目を逸らせていた経験があります。

その「電車の中で遭遇すると怖かった人」と手をつないで踊りました。驚きました。
彼らが「ものすごく愛されている」のを感じたからです。「この人は愛されている人だ!」「ああ!この人も、とても愛されている人なんだ!」とすぐわかりました。

今更ですけど、さっき考えてみたんです。なぜ私は「彼らが愛されている」と感じたのだろう?答えはすぐに分かりました。握ってくれる手に迷いがなかったのです。しっかり私の手を握ってくれた手の感触を思い出します。握り慣れている手、出した手を拒否されていない手、しっかりと握ることに躊躇のない手。肩を組んだり、抱き締める力にも迷いがありませんでした。

いつも受け入れてもらっている体なんだ!

「こんな大切にされてる存在がこの世にあるのか?」目から鱗、価値観がひっくり返った体験でした。

会が終わってからは、端で見ていた親御さんたちがニコニコしながら上着を着せて「良かったね〜」と話しかけていました。可愛い我が子と一緒にいられて幸せそうでした。その親御さんたちはもう老人と表現される年頃の方々です。それまでの自分だったら「お子さんに障害があってかわいそうに」と同情していたかもしれません。

あの会に参加して以来、理解できない行動をしている人でもあまり怖くありません。だって彼らは宝物ですもの。私は宝物に出会っているんですものね。

一方で私は、寂しい思いをしてきた子どもの手を握る機会もあります。養護施設関連のボランティアをやっているからです。平等ってなんだろう?なぜ 生まれた場所が違うだけで人の扱いがこんなに違ってしまうのでしょう?私には大きな地図を描くことはできそうもありません。自分なりの小さい夢をコツコツと実現していこうと思っています。

さて!
4月23日は仙台にお邪魔します。
橙花の基本的な【もっと自分を知るセミナー】をお手頃価格で聴いていただこうと思っています。福島〜仙台の電車も再開されてホッとしています。

4月24日も仙台で【あなたの可能性を知るセミナー】6名限定で個人的なご相談に乗るセミナーです。東京でやっているものをそのまま仙台でやります。
「何かしたいけれど 何をしたら良いのか分からない人」「自分にどんな可能性があるのか?」自分にこんなことができるのか?そんな質問について個別にお話しします。個人鑑定よりも気軽にご相談に乗れます。

そして!
5月21日は札幌へ!
仙台と同じく橙花の基本的な【もっと自分を知るセミナー】をお手頃価格で聴いていただけます!
また5月21日/22日は札幌で【プロ養成コース(初級)】2日間で『橙花の数秘占い』をコンプリートします。札幌で開催できるのは最初で最後かもしれません。ぜひご参加ください。

その上!
6月4日/5日で熊本に行くことに決めました!熊本のみなさん。よろしくお願いします。
知人2人の一言「熊本の人の大らかさは最高ですよ!」「熊本がキテるから!これからは熊本だから!」で決めてしまいました。熊本でどんな化学反応が起こるのか!ワクワクしています!

ではまた来週!

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