こんにちは。お元気ですか？
今回も橙花が作っているオラクルカード『橙花の言葉カード』をご紹介します。
実は私、数秘以外にも昨年からオラクルカードの研究をしていました。いろいろなオラクルカードと出会っていくうちに見えてきたのは「それぞれのカードに世界観がある」ことでした。当然と言えば当然です。
カード作者も人間ですから、経験・志向・哲学・目標を持っています。オラクルカードはタロットカードのようにメソッドがしっかり構築されているものではありません。ですから作者が好きになように作れるんですね。
先生や友人・先輩、誰に相談するかによって答えや指針が違うように、オラクルカードにもこの理想や世界観が反映されるのだと気づきました。橙花が作れば橙花の理想や夢が反映されます。
『橙花の言葉カード』は60デッキで構成されています。
60種類の気分やシチュエーションと、それに対しての60の提案を作りました。同じ状況にあっても人それぞれに感じ方は違います。例えばプレッシャーを活かせる人と辛い気持ちで我慢する人・誰かの好意を喜ぶ人と疑う人。人によってまちまちです。まずはどんな気分なのかを60通り抽出してみました。
そして橙花が言いそうな提案が60通り書いてあります。実際にお話をしたことのある方でしたらきっと「橙花が言いそうなことだ。」とか「ああ、橙花が言ってたな。」などと思われるはずです。だって橙花が書いているんですものね。笑
たとえば『橙花の言葉カード』には「がんばりましょう」という言葉がありません。がんばっても報われるとは限りませんし、たくさんのがんばれない方々とお会いしてきたからです。私も同じようにがんばれない時期を過ごしてきた経験があります。
簡単に「がんばりましょう」で終わらせない提案・がんばれない人にもできる提案を書きました。この提案のひとつひとつに込められた思いを感じていただけたら嬉しいなと思います。
例えばこんな感じです。
『橙花の言葉カード』ガイドブック ＜怒り より抜粋＞
あなたは何かにとても傷ついているのではないでしょうか。自分は怒っていると思っているでしょうが、怒りというのは心が傷ついていることです。（中略）あなたに必要なのは怒りの発散ではありません。誰かに大切にしてもらうのがいちばん良いはずです。私が飛んで行って抱きしめたいくらいです。
呼吸をしてご飯を食べて、寝て、目覚める。生きているだけで幸せだ。その上つらくなければもっと幸せだ。そんなお手伝いができたら私も本当に幸せです。
来週も『橙花の言葉カード』について書きます。
